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山形の建築作品一覧

名称 南陽市文化会館
写真
概要

■基本設計コンセント
(1)芸術文化の交流施設 (2)先導的な木造施設 (3)多機能型ホール (4)市民が中心の施設 (5)地元資源活用の施設整備 (6)防災拠点施設

■事業概要
 南陽市では、近年の公共建築物木材利用促進法の施工及び大型化を可能とする木造軸組み技術、耐火木造の技術の開発等の全国的な流れを一早く捉え、林野庁の補助を受け、先駆的モデル事業として日本初の大型耐火木造のホール建設に着手しました。事業では、木材調達、木材加工、工事施工を分離発注し、地産地消に取り組みました。短期間の工期も、設計、施工側の様々な工夫により24か月で完成することができました。開館後は、静けさと響きのよい木の音楽空間として積極的に事業を取り入れ、多様な文化の交流を促す市民のための文化芸術の創造拠点として、市民に親愛される施設にしてまいります。

建築概要

名称:南陽市文化会館
用途:集会所
所在:南陽市三間通430番地2
敷地面積:23,100m2
建築面積:5,818m2 本館棟/5,564m2 設備棟/254m2
延床面積:6,177m2 本館棟/5,900m2 設備棟/277m2
規模構造:地下1階地上3階 耐火木造一部鉄筋コンクリート造
     地下1階 鉄骨造
最高高さ:24.51m
設計者:(株)大建設計
設計期間:平成24年12月~平成25年8月(基本12~3月、実施4~8月)
施工者:建築設備工事:戸田建設・松田組・那須建設JV
           平成25年10月~平成27年3月(補助事業期間) 
    電気工事:(株)スズデン 平成25年9月 ~平成27年3月
    材料調達工事:米沢地方森林組合 平成25年4月~11月
    木軸組加工工事:(株)シェルター 平成25年6月~平成26年3月
    バイオマスボイラー製作工事:(株)ヒラカワ 平成25年6月~平成27年3月
他の特徴:木質バイオマスボイラー1台、太陽光発電設備50kw
大ホール 最大収容1,403人、小ホール最大収容500人(平土間形式)