社団法人 山形県建築士事務所協会
 

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会長あいさつ
ご 挨 拶

社団法人 山形県建築士事務所協会
会長 伊藤 剛

 たより48号発行にあたりご挨拶申し上げます。
 たよりの発行時期が今年より1月となり、23年への抱負ということで新年のご挨拶を申し上げます。昨年中は会員の皆様、役員の皆様には当協会に何かと御協力頂きまして、有難うございました。本年もよろしくお願い致します。
 ご承知のこととは思いますが、昨年10月事務所協会の事務所を将来の業務拡張や保存書類等の増大にそなえ、長年おりました城北の建築会館より県庁前の自治会館内に移転致しました。交通の利便や会議室の確保、駐車場の完備など会員各位にも各事業推進にも、一層利用しやすい事務所となると期待しておるところでございます。
 さて、建築士制度改正で(財法)建築技術教育普及センターの下で当協会で実施して参りました「管理建築士講習」と建築士事務所に所属する建築士の「建築士定期講習」でありますが、前者においては平成23年11月27日、公社においては平成24年3月31日が受講期限ですが、昨年10月16日時点の受講状況では、管理建築士においては813名で56.3%、所属する建築士においては843名で29.8%で、全国平均と同等で非常に低い受講率であります。管理建築士においては、受講しなければ建築士事務所登録が取り消しとなりますので、気をつけて頂きたいと思います。当協会では、今年の講習日程は管理建築士は4月21日(木)と10月7日(金)、建築士定期講習は7月8日(金)と10月28日(金)それぞれ2回ずつ行う予定です。いずれにしても、期限が近くなると混雑が予想されますので、是非早期の受講をお勧め致します。
 日事連では昨年9月国土交通省当時副大臣の馬渕大臣に対し、建築設計・工事監理業務に係る要望を行っております。
 一つは、建築設計・工事監理業務については契約当事者であり業務をとりまとめる建築士事務所の事業者責任を明確にし、且つ適正化等を促すべく建築士事務所を法的に位置付けた設計監理に関する業法「建築設計事務所法」を制定して頂きたいという事。現行の建築士法は資格法であり、建築士中心の規定で構成されているため、以前の改正で一部取り入れられてはいるものの、業に関する規定が不十分であり開設者が資格者でない場合の責任が不明確である等々「建築士事務所法」の制定が望まれるという事。具体的な規定案として、(1)建築士事務所以外は建築設計・工事監理が出来ない規定、(2)開設者は管理建築士の意見を尊重しなければならない規定、(3)建設業法等に準じた不当廉売の禁止規定、(4)団体への当然加入規等を盛り込む必要がある、等要望されております。
 二つ目は、建築確認制度の効率化・合理化を図って頂きたいということで、現行の確認制度は、設計段階の重層な審査体制等により非効率且つ高コストな形となっており、施工段階の工事監理と検査体制が手薄な制度であり、結果的に消費者や建築主等の不利益にも繋がりかねない。このため、設計者に必要充分な裁量と責任を持たせることを前提に現在の確認制度の改善を図るべく、(1)構造計算適合性判定(ピアチェック)の対象の限定、(2)構造設計一級建築士の関与の対象の限定、(3)設備設計一級建築士の関与の義務化の廃止等、制度の効率化、合理化を図る必要があると要望しております。
 これらの法改正に依る色々な新規定である訳ですが、全て姉歯事件によって急遽制定されたものであり、必要であって、しかるべきものと、必要以上の過度なものとは充分精査し今後柔軟に対応していくべきものと思います。また日事連では、建築基準法の見直しに関する検討会が随時持たれておりますが、その中でその他の意見として、構造設計一級建築士と設備設計一級建築士は廃止すべきという意見も出されております。私も設備設計一級建築士は、何かと矛盾が多い制度であり、建築設備士としての位置付けをして活用すべきかと思います。いずれにしても検討委員会のメンバーは、25名の各分野の学識経験者から成り、建築設計関係者だけではすまない問題であり、今後充分な議論のもとより合理的な法改正になっていけばと願うところであります。
 最後に、新法人移行について若干申し上げます。公益社団法人か一般の社団法人か、平成25年11月30日迄に移行しなければならない訳ですが、当協会が運営されている現況を考えると、柔軟な事業の展開が可能であるし、税制面においても現在とあまり変わらない一般社団法人で行くべきと考えております。理事会でその比較を検討し、今年の総会でその方向を発表させて頂く予定であります。そして24年度に申請し、25年当初には一般社団法人としてスタートしたいと考えております。このような状態で色々と設計業界にとりましても、我協会におきましても何かと過渡期かと思います。会員の皆様の一層の御協力をお願いし、更に充実した協会として進んでいける様に頑張っていく所存でございます。本年もどうぞよろしくお願い致しまして、ご挨拶とさせて頂きます。
 
 

  
 

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